2021年1月に受験し、無事合格したので、使った教材や勉強法などについて書こうと思います。
そもそものレベル
ITパスポート試験には大まかに3つのジャンルで構成されています。
企業活動や業務に関することについて問われるストラテジ系、システム開発などの場面での業務環境に関することについて問われるマネジメント系、コンピュータそのものやネットワークなどについて問われるテクノロジ系の3つです。
この中でもテクノロジ系に関しては、HTMLとCSSは触ったことがあり、サイト運営の経験があったためデータの流れなどはほんの少し分かっていました。しかしハードウエアについてはほとんど詳しくなく、ストラテジ系、マネジメント系に至っては何も分からない状態でした。
使った教材
私は時間に余裕があり(いつまでに合格しないといけないという縛りがない)、合格した後も知識を活かしたいという観点で教材を選びました。
テキスト

私はこちらのテキストを使いました。
多くの語句が詳細に説明されている方がいいかなと思いこれにしてみました。
情報量はイラスト解説系よりは多いと思うので、読むのは大変ですが知識は増えると思います。
手っ取り早く合格だけを目指したいのならイラスト解説系のほうが良いとは思います。
出題のもととなるシラバスが改定されることがあるので、自分が受験するときに対応しているテキストを選んでください。
動画
it19movieのITパスポート講座を使いました。
上記テキストにはない内容や、テキストでは分かりにくかった説明が分かりやすくされていたりすることもあるので見てみるといいと思います。
出題範囲を網羅しており、動画は合わせて100本以上あるので毎日コツコツ見るのがオススメです。
また、こちらの動画も参考にしました。
出題範囲を完全に網羅しているわけではなく、動画本数も少なめですが、ポイントは抑えているので見てみるといいと思います。
また、it19movieのITパスポート講座とは違った解説の仕方をしていることもあるので、こちらのほうが分かりやすいと思う方もいるかもしれません。
過去問
上記テキストにも過去問は収録されていますが、私はこちらの過去問を使いました。
ユーザー登録をすると成績の記録や管理ができるので、自分の苦手なところや、まだやっていない問題などを把握することができます。
勉強の仕方
まずはテキストを一通り読むことにしました。分からなくても読み進めることとし、出題範囲の概要を把握することからはじめました。
次にit19movieのITパスポート講座を見ながら、黄色の文字で出てきたワードにマーカーを引き、テキストには無い内容が出てきたらメモを取って付箋でテキストに貼っていきました。これでテキストを2周したことになります。
並行して過去問も少しずつやりました。模擬試験形式で古いものから順にやっていきましたが、時間がなければ最近のものからやったほうが良いと思います。
最後に過去問を解きながらテキストの3周目を読みます。特に過去問で間違えやすいところを重点的によく読むようにしました。過去問は8割は確実に取れるようにしていました。本番では1割できなくなるという話があり、それでも7割できれば余裕で合格できるからです。
また、テキストには随時、間違えやすいところ、忘れやすいところに付箋を貼りました。
分からなかったりすぐ忘れてしまうワードはノートに書いてまとめました。何度も間違えていることに気づいたり、ノートに弱点が集まっている状態なので、重点的にチェックして覚えるようにしました。
勉強期間
勉強期間は3か月半でした。しかしもっと短くてもよかった気がします。
毎日どれくらい勉強するかにもよりますが、私の勉強の仕方だと2か月くらいあれば十分な感じがしました。
基礎知識が既にある人や、もっと効率の良い勉強法なら、更に少ない時間でも合格を目指せると思います。
ちなみに結果は総合評価点765点でした。
大体予想通りの結果でした。
以上、全くの素人がITパスポート試験に合格するまでの道のりでした。
今後受験される方は参考にしてみるといいかもしれません。