
精神科やメンタルクリニックに行き始めたころは、これから先どれだけ通うことになるかなんて分かりません。
数か月で通院の必要がなくなるかもしれなければ、何年も通わなくてはいけなくなるかもしれません。
ここでは長期間通うことになった際にとっておいたほうが良かったものを紹介します。
まさか自分はすぐに復帰できるはず。そう思う人も、実際に復帰できた方も、一応とっておくといいですよ。
私が「取っておいたほうが良かったな」と思うものはこの三つです。
①病院と薬局の領収証
②診察券
③お薬手帳
これ、何に必要かというと、障害年金の申請の時にあると便利なのです。
障害年金を申請するには初診日を確定する資料がないといけません。
病院にカルテが残っている場合は大丈夫ですが、5年の保存期間が過ぎたなど、何らかの理由でカルテがない場合、病院に通っていた証明が必要になってきます。その際に領収証や診察券の提出が必要になります。
また双極の場合、病院に通ったり通わなかったりを繰り返したりするので、どこの病院にどれくらいの期間通っていたかを把握するのに便利なんです。
私の場合だと、初診が10年以上前で、病院も5回ほど転院しています。
初診の時は、まさか将来障害年金を申請するとは微塵も思いませんでした(社会不安症と診断され、数か月で良くなるとさえ言われていました)。
でも、良くなったり悪くなったりを何年も繰り返しているうちに双極性障害と診断され、初診から10年以上経ってから、いざ障害年金を受給すべく申請しようとしたところで通院歴を提出しなくてはならず、上記の書類が完全ではなかった私は、古い日記や微かな記憶を頼りに書かなければいけませんでした。
スムーズに、かつ確実に申請をするためにも、上記の書類は長期保存しておいたほうが良いです。
双極性障害は長い時間が経ってから診断されることも多いです。今の診断が双極でなくても、念のため書類を保存しておくと後々役に立つかもしれません。